アルバイト・パートの応募後の辞退を防止するためには? 辞退発生箇所と理由を明らかに!

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応募以降の面接や稼働における歩留まりは、各社共通の大きなテーマとなっています。
「辞退した箇所」や「辞退理由」「行動や希望」などを知ることで、面接設定率UPのヒケツを探ります。

調査概要

  • 調査手法: インターネット調査(外部調査機関)
  • 調査対象: 47都道府県在住かつ、1年以内にアルバイト・パートに応募をした経験のある15~69歳の男女
  • 調査実施時期: 2018年9月6日(木)~9月10日(月)
  • 有効回収数: 3,061サンプル

応募後の辞退が発生する箇所

下記の図は、求職者の応募後のプロセスを「初回コンタクト前」「面接日程調整中」「面接日程調整後」「面接実施中」「面接実施後」の5つのプロセスに分け、それぞれの辞退経験の割合を示したものです。

最も辞退経験の割合が多いのは、「初回コンタクト前」の45.2%でした。そのほかのプロセスについては、「面接日時調整中」が24.5%、「面接日程調整後」が22.5%、「面接実施中」は7.8%、「面接実施後」が33.6%でした。

今回は面接前の辞退理由にスポットを当てて、対応を考えていきます。

初回コンタクト前

まず初めのプロセス、初回コンタクト前の辞退理由についてです。
「ほかに条件の良い仕事が見つかったから」「連絡が来なかったから」「クチコミやホームページを見て」「初回の連絡が遅かった」といった理由が上位に挙がっています。

1.初回コンタクト前の辞退理由・希望

企業がすぐに対応できる辞退理由としては、「応募先から面接設定などの連絡が来なかったから」(29.4%)、「応募先から初回の連絡が来るのが遅かったから」(24.0%)という、初回コンタクトの連絡に関する辞退理由が上位に挙がっています。

続いて、求職者が希望する「初回コンタクトの連絡スピード」と「応募から勤務開始までの期間」についても見ていきます。

初回コンタクトの連絡スピードは、60.0%が「1日以内」を希望しています。さらに早い「半日以内」での連絡希望も、36.8%います。

また、76.8%が応募後「~1週間くらい」での就業を希望しています。求職者の「早く連絡が欲しい」という希望の背景の1つには、この「早く働きたい」という希望が影響しているのかもしれません。

他の採用競合企業よりも早く初回コンタクトを取り、選考をスタートさせることが、初回コンタクト前における辞退防止のカギとなりそうです。

求職数・希望連絡手段

求職活動の実態について、「応募数」「連絡方法」という切り口でも見ていきましょう。
まずは「応募数」からです。

40.8%の求職者が「2つ~3つ」の仕事に同時に応募をしています。一定数が複数の仕事に同時に応募をしており、求職者の「ほかに条件の良い仕事が見つかったから」という辞退理由にも影響を与えている可能性があります。
続いて「連絡が来なかった」(29.4%)という辞退理由に関して「連絡方法」の観点で詳しく見ていきます。

求職者が希望する連絡の方法は、単一回答で「メール」が45.2%「電話」が36.3%と、従来の連絡方法が多く希望されている一方、「LINEなどチャット形式のツール」といった、新しい連絡方法も希望されている結果となりました。
詳細ダウンロードデータでは、本データを属性別、応募方法別に掲載しています。求職者に合わせた連絡方法を検討する際に、ご参考にしてください。

面接日程調整中

続いて、面接日程調整をしている間の辞退理由についてです。
ここでも、他プロセスと同様に「ほかに条件の良い仕事が見つかったから」は1位で、そのほか「求人原稿で見たものと違った」「指定された場所が行きにくい・遠い」などが上位に挙がっています。

1.面接日程調整中に、辞退した理由

辞退理由の2位から4位までは面接日程を調整する以前に改善が必要であったり、企業側で対応や改善がしにくい辞退理由が続いています。
企業側ですぐに、対応や改善が可能な辞退理由としては、5位に「面接日時の候補が少なかったから」(21.1%)が挙がっています。

2.希望する面接日時の候補数

74.1%の求職者が「2つ~3つ」の候補日時を希望しており、さらに「4つ」の候補日時を希望する人も合わせると、80.6%もの人が2つ以上の候補日を希望していることが分かります。求職者の「希望通りの日程で行えるよう、対応をしてほしい」という希望が強く伺えます。

3.面接実施のタイミング

42.2%の求職者が、「応募から3日以内」での面接を希望しています。
前出で「応募から1週間以内で就業したい求職者が76.8%いる」という事実から求職者の「早く働きたい」という心理をお伝えしましたが、ここでもその心理が働いているかもしれません。
面接日程の調整、就業までの対応を早く行うことが、辞退の防止のポイントになりそうです。

希望する面接の所要時間

面接の日程を調整する際の「希望する面接の所要時間」に関して、属性ごとに傾向の違いがあるかについても見ていきましょう。

どの属性においても「15分以内」での面接を希望する人が、40%以上います。たとえば学生層は、短めの面接時間を希望する特徴が顕著に出ています。
面接にかける時間を少なくしたり、求職者の希望に合わせて面接時間を調整するといった対応方法が考えられそうです。

面接日程調整後

ほかのプロセスでの辞退理由と同様に「ほかに条件の良い仕事が見つかった」「クチコミを見て」が上位に挙がっています。
また「都合が悪くなったが、事前に日時の変更ができなかった」「面接当日、急に都合が悪くなった」なども上位の辞退となっています。

1.面接日程調整後に辞退した理由

面接日程の調整を終えた後の本プロセスにおいても、3位は「都合が悪くなったが、事前に日時の変更ができなかった」(24.2%)、4位は「面接当日、急に都合が悪くなった」(18.3%)という、日程調整に関する項目が挙がっています。
面接日時の都合が合わなくなることは起こりうるものですが、企業の側でもたとえば、事前に日時変更の連絡先を伝えおいたり、前日に確認の連絡をするといった細かい配慮は可能です。

そのほかには「面接場所を調べてみたら遠かった」(12.9%)「面接場所が分かりづらかった」(8.6%)といった、面接場所に関する辞退理由も挙がっています。

2.面接場所の説明について

面接場所に関して「住所・地図・道のり」という、面接場所にたどりつくための情報のうち、何を伝えてほしいのかを聞いたところ、49.6%の求職者が「面接場所の住所・地図・最寄駅からの道のりを伝えてほしい」と回答している結果となりました。
ここから、求職者は面接場所にたどり着くために十分な情報を必要としていることが分かります。

求職者の不安を払拭するような配慮、たとえば電話連絡や原稿への表記で、目印となるような建物を伝えてあげるなどの対応をするだけでも、当日の辞退防止に効果があるかもしれません。

執筆者:ディップ総合研究所 ディップレポート編集室 川上由加里

引用元:「ディップ総合研究所」https://www.baitoru.com/dipsouken/all/detail/id=249

面接率UPの成功事例

「応募後は早く連絡を取るべき」とはわかっていても、夜間応募やMTG・店舗での接客時間と重なり、対応に限界があると感じている方も多いと思います。現在、“人手”ではなく“ロボットの手”を使うことで解決する手段もありますので、検討してみてはいかがでしょうか。

1.初回連絡のスピードUP

弊社がターゲットとしております学生やフリーターの方は、夜間・深夜にアルバイトを探す人も多いためか、その時間帯の応募も多い傾向があります。そのような応募に対しては、どうしても翌朝に確認・連絡をするという状態で、即時に対応できない状態が続いていました。そのためか、応募者の方と都合が合うことも少なく、間隔を空けながら2~3日電話がつながるまで連絡を取ることも多かったですね。

面接の設定率に関しては、以前、応募者が10人で実際に面接に至ったのは1~2名だったものが、面接コボットを導入してから10人中7~8名へ。応募してくださった方は、やはり応募した時が「働きたい」という気持ちのピーク。その時点で面接設定までできるのは非常にありがたいと思いますし、面接の設定率・採用率の向上にも寄与している点かなと感じますね。

面接コボット利用事例より|業種:飲食|ホール・キッチンスタッフ)

2.スムーズな面接日程調整

応募者が最初から「この日のこの時間」と候補から選んでくれることで、面接できる機会も増え、面接の効率も上がったなと感じますね。採用した方からも、「日程調整を自分でできるのが楽だった」という声は多く聞かれました。SNSに慣れている世代は「知らない番号には出ない」という方も多いと思うので、応募してそのまま、チャットで日程設定できるのは、応募者にとっても大きなメリットにつながっていますね。

面接コボット利用事例より|業種:配達・配送|職種:フードデリバリー)

3.確認事項の事前回答は内容理解を深めてもらいながら

事前確認事項の不備で採用を見送らなければならないということがしばしばありました。“週どのくらいできますか”“寮の利用はどうするか”というような基本的な情報だけでなく、普段聞きなれないような証明書の発行等の話もしなければなりません。電話だとその場で答えることを応募者に強いてしまいますし、理解されているかを確認することが難しい。結局、認識の齟齬が生じて採用できないということや、理解できていない状態で面接に臨むと印象悪くなるからとそのまま面接に来ないなどというようなことにつながっていたのではないかと思います。

面接コボットでは、応募者にとって馴染みのない内容も文章で確認していただくことができます。特に業界経験のない若い人をターゲットにする場合にぴったりなサービスだと感じましたね。

面接コボット利用事例より|業種:警備|職種:警備員)

当社商品例「面接コボット」

採用担当者に代わって、応募受付から面接日時の設定まで自動対応するロボットです。

  • 24時間365日応募に対応。応募者にはSMSとメールで自動配信。
  • 事前確認したい質問を自由に設定することが可能なので、資格や経験など条件にマッチする応募を厳選可能。
  • バイトル・はたらこねっと他、さまざまな媒体からの応募に対応。
  • 自動配信されたチャットボットから、応募者は面接希望日を選択。担当者は選択された希望日時をタップするだけで面接の設定が完了します。

面接コボット詳細:コチラ

まとめ

初回コンタクト前・面接日程調整中の求職者対応で、大切なことは「スピード」と「柔軟さ」
「面接日程の調整」という1人ひとりへの対応が必要なプロセスだからこそ、求職者の希望に沿うよう、早く・柔軟に対応することが辞退防止のポイントとなります。

面接日程を調整した後も「細やかな配慮」が大切
一見、詳細な情報でも辞退の理由になるからこそ、不安を解消し、求職者が安心して面接に臨めるように配慮することが、辞退防止に効果があると言えそうです。

ロボットの手を借りる手段もある
応募後の対応スピードに限界を感じているときは、ロボットの手を借りることで、応募が少ない場合は“貴重な1件1件を面接へ繋げる”ことに、応募が多い場合は”応募対応の業務削減”に繋がる。


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